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桐9-2009 移行ガイド

旧バージョンの桐をお持ちの方が、「桐9-2009」を導入される際に、できるだけスムーズな移行ができるように、各ファイルの互換性と移行の手順を説明します。

なお、一度「桐9-2009」に変換したファイルを、旧バージョンの桐から再び扱うことはできません。必ず、バックアップを取ってから作業を行ってください。

1 移行上の注意
1-1 ファイルの互換性

桐9-2009 のファイルと 桐9-2004/桐9-2005/桐9-2006/桐9-2007 および 桐ver9 のファイルとは、レポートの一部の機能を除き互換性があります。
桐ver9 より前のバージョンの桐のファイルに対しては、上位互換になります。
桐9-2009 で保存したファイルを 桐ver9 より前のバージョンの桐から使用することはできません。

旧バージョンのファイルは、ファイルにより移行できるものとできないものがあります。
詳細は、『Windows版「桐」からの移行』『MS-DOS版「桐」からの移行』を参照してください。


ノート

  • 旧バージョンで正常だったファイルが、桐9-2009 に変換するときに、「KD1032:データファイルが壊れています」のエラーがでることがあります。
    このファイルは旧バージョンで元々壊れていたのですが、壊れていないように見えていたものです。
    このような場合は、旧バージョンの表の検査修復機能で修復してから変換してください。
    また、エラーのでなかった表も変換後に表整理を行うことをお勧めします。

 

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1-2 プリンタについて

桐9-2009 は独自のプリンタドライバを持っていません。Windowsのプリンタドライバを使用します。
そのため、旧バージョンの桐と用紙の印字範囲が異なる場合があります。

この場合、一覧表印刷条件は[余白][書式]のタブで、調整してください。
レポートの場合は、「レポートのファイル属性」の[余白][書式]のタブで、調整してください。

また、旧バージョンで使用していた用紙が、サイズ指定,ユーザ定義サイズ等の場合、Windowsのプリンタドライバでその用紙を定義していないと、同じサイズにならない場合があります。
このような場合は、Windowsのプリンタドライバにおいてその用紙を定義してから変換を行ってください。

なお、旧バージョンの桐と完全に同じ印刷結果にならない場合があります。

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1-3 共有(レコードロック)について

桐9-2009 でMS-DOS版「桐」の表ファイルやWindows版の旧バージョンの表ファイルを共有モードで開くことはできません。共有モードで開く表と結合表は、すべて 桐9-2009 の形式に変換しておく必要があります。

また、Windwos版の異なるバージョンの桐を使って、同じ表を共有モードで開くことはできません。

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1-4 主キー,参照整合性の設定

主キーや参照整合性の設定は、バージョン単位,フォルダ単位で管理されています。
主キーや参照整合性の設定を使用する場合は、異なるバージョンの桐で使用する表を同じフォルダ内に混在させてはいけません。
使用する桐のバージョンごとに、フォルダを分けて作業するようにしてください。
ただし、桐9-2009 と 桐9-2004/桐9-2005/桐9-2006/桐9-2007 および 桐ver9 とは同じバージョンとして扱われ、この限りではありません。なお、ファイルを別のフォルダにコピーするときは、変換する表だけでなく、その表と同じ場所に保存されているすべての表をコピーしてください。

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2 桐9-2005 / 桐9-2006 / 桐9-2007からの移行

2-1 ファイルの互換性

桐9-2005、桐9-2006、桐9-2007 のファイルは、そのまま 桐9-2009 で使用できます。
同様に、桐9-2009 のファイルも、そのまま 桐9-2005、桐9-2006、桐9-2007 で使用できます。

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3 桐9-2004からの移行
3-1 ファイルの互換性

桐9-2009 のファイルと 桐9-2004 のファイルとは、レポートの一部の機能を除き、互換性があります。
桐9-2004 のファイルは、そのまま 桐9-2009 で使用できます。
同様に、桐9-2009 のファイルは、そのまま 桐9-2004 で使用できます。

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3-2 レポートの異なる機能

桐9-2005 以降、バーコードオブジェクトの「2次元(QRコード)」の「QRコードの設定」にパラメータが追加されています。

[QRコードモデル] 携帯向け モデル1

このパラメータで「携帯向け」を指定したレポートファイルを、桐9-2004 で保存し直すと、このパラメータは「モデル1」に変更されます。

また、同じく、バーコードオブジェクトの「2次元(QRコード)」の「QRコードの設定」の[誤り訂正レベル]は、選択肢の名称が変更されています。

桐9-2004 桐9-2005以降
高密度 レベル L
標準 レベル M
高信頼度 レベル Q
超高信頼度 レベル H

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4 桐ver9からの移行
4-1 ファイルの互換性

桐9-2009 のファイルと 桐ver9 のファイルとは、レポートの一部の機能を除き互換性があります。
桐ver9 のファイルは、そのまま 桐9-2009 で使用できます。
また、レポートを除き、桐9-2009 で扱ったファイルをそのまま 桐ver9 で使用することができます。

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4-2 レポートファイル

桐ver9 のレポートは、そのまま 桐9-2009 で使用することができます。
桐9-2009 で保存したレポートは、そのまま 桐ver9 で使うことはできません。
桐9-2009 で保存したレポートを 桐ver9 で再定義すると次のメッセージが表示されます。

この桐より新しいバージョンで作成されたレポートです。
このまま編集するとデータを現在のバージョンに変換します
よろしいですか?

[はい]を指定すると、桐ver9 のレポートに変換されます。
ただし、桐9-2004 以降で追加された機能は、桐ver9 では使えません。

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4-3 一括処理ファイル

桐9-2009 の一括処理ファイルと 桐ver9 の一括処理ファイルとは互換性があります。
ただし、桐9-2004以降に追加された機能は、桐ver9 では使えません。

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5 Windows版「桐」(桐ver6,桐ver7,桐ver7.1,桐ver8)からの移行
5-1 移行できるファイル

桐9-2009 のファイルは、旧バージョンの上位互換になります。
桐9-2009 で保存したファイルを旧バージョンの桐から再び使用することはできません。

Windows版「桐」(桐ver6,桐ver7,桐ver7.1,桐ver8)のファイルは、すべて 桐9-2009 に移行できます。

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5-2 移行の手順

表ファイルは編集(開く)で変換できますが、それ以外は定義(再定義)で変換します。
詳細は、各ファイルの移行の章を参照してください。

ファイルの変換は、どちらの場合も、専有更新のモードで行います。

  1. ファイルパレット、または[開く]ダイアログボックスで、変換したいファイルの種類を選びます。
  2. ファイルを専有で開きます。
    ファイルパレットでファイルを専有で開くには、[共有]をOFF、[更新]をONにします。
    [開く]ダイアログボックスの場合も、[共有]をOFF、[更新]をONにします。
  3. 次のようなメッセージが表示されたら、[はい]をクリックします。
      桐ver△までの○○です(旧バージョンの桐○○です)
      変換を実行すると旧バージョンの桐では使えなくなります
      変換を実行してもよろしいですか?

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5-3 表ファイルの移行

表ファイルは、「編集(開く)」「定義(再定義)」のどちらででも変換できます。
ただし、主キーまたは参照整合性を設定している表を 桐9-2009 の形式に変換するには、定義で開いて保存し直す必要があります。

表ファイルは、次の順番で変換を行ってください。

  1. 主キーを設定している表を定義で開いて、保存し直します。
  2. 参照整合性を設定している表を定義で開いて、保存し直します。
  3. 主キーも参照整合性も設定していない表を開いて、保存し直します。

ノート

  • 主キーや参照整合性の設定を使用する場合は、異なるバージョンの表を同じフォルダ内に混在させてはいけません。
    主キーや参照整合性の設定は、バージョン単位,フォルダ単位で管理されています。異なるバージョンの桐から使用する可能性がある場合は、別々のフォルダで作業するようにしてください。別のフォルダにコピーするときは、変換する表だけでなく、その表と同じ場所に保存されているすべての表をコピーしてください。

 

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5-4 フォームファイルの移行

フォームを編集で使う(開く)場合は、旧バージョンの形式のまま使用できます。
フォームを 桐9-2009 の形式に変換するには、定義で開いて保存し直します。

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5-5 レポートファイルの移行

レポート印刷を行う(開く)場合は、旧バージョンの形式のまま使用できます。
レポートを 桐9-2009 の形式に変換するには、定義で開いて保存し直します。

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5-6 結合表ファイルの移行

結合表ファイルや外部データベースファイルを 桐9-2009 の形式に変換するには、定義で開いて保存し直します。
結合表の変換は、表ファイルをすべて変換した後に行ってください。
結合対象表に結合表を指定している場合は、あらかじめその結合表を変換しておく必要があります。

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6 桐ver9 で変更された機能

ここでは、主に 桐ver8sp6 と桐ver9 の間で変更された機能のうち、移行の際に注意していただきたい事柄を説明します。
変更された機能の詳細等は、桐9-2009 のヘルプでご確認ください。

6-1 環境設定
  • [フォルダ]タブの[高度な設定]の[作業ファイルの場所]が変更できなくなりました。
    桐ver9 以降では、原則として作業ファイルの場所を、Windowsで指定されている作業パスに従うようにしています。
    Windowsで指定されている場所とは異なる場所に作業ファイルの場所を設定するには、起動時にパラメータ「-W <作業フォルダパス>」を指定してください。
  • [全般]タブの[編集ウィンドウの最大化状態を復元する]の指定がなくなりました。
    桐ver9 以降では、編集ウィンドウの大きさを、次に開いたときに受け継ぐ仕様になりました。
    最大化状態で編集ウィンドウを終了すると、次に開いたときには最大化表示で開かれるようになります。
  • 環境設定の初期値が変わりました。

[全般]タブ

項目 詳細 桐ver8sp6 桐ver9以降 備考
全般 検索継続のダイアログを表示する する 追加
全般 編集中に候補一覧ポップアップを自動表示する する 追加
全般 編集ウィンドウの最大化状態を復元する しない 削除
高度な設定 「#表引き」関数の表を共有→参照順に開く(再起動時に有効) しない 追加

[フォルダ]タブ

項目 詳細 桐ver8sp6 桐ver9以降 備考
高度な設定 作業ファイルの場所 変更できなくなった

 

[表の表示]タブ

項目 詳細 桐ver8sp6 桐ver9以降 備考
表の表示 項目名文字列 背景:灰色 背景:裏葉色  
表の表示 データ文字列 背景:白 背景:象牙色  
表の表示 行セレクタ文字列 背景:灰色 背景:裏葉色  
表の表示 表定義時の初期値として「継承」せずに取り込む しない する  
高度な設定 データ行の位置・縦表示位置 上詰め 中央揃え  
高度な設定 項目の余白(表定義時の初期値)・横(X) 0mm 0.5mm  
高度な設定 項目の余白(表定義時の初期値)・縦(Y) 0mm 0.2mm  

 

[印刷]タブ

項目 詳細 桐ver8sp6 桐ver9以降 備考
印刷 行頭禁則文字 !%),.:;?]}。」、・゙゚、。,.・:;?!゛゜ヽ
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印刷 行末禁則文字 $([\{「‘“(〔[{〈《「『【¥$£ ([{「'"(〔[{〈《「『【  

 

[一括]タブ

項目 詳細 桐ver8sp6 桐ver9以降 備考
高度な設定 図形ファイルのデフォルト拡張子を.grpにする しない 削除
高度な設定 データ文字列 背景:白 背景:象牙色  
高度な設定 行セレクタ文字列 しない 背景:裏葉色  

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6-2 表編集、フォーム編集
  • 表を新規作成する場合、表の表示条件を継承せずに取り込む設定となりました。
    また、データ行の縦表示位置が中央に、左右の余白が 0.5mmに、上下の余白が 0.2mmになりました。
    このため、1行に表示されていたデータが2行になったりすることがあります。
    桐ver8sp6 と同じにしたい場合は、「6-1 環境設定」[表の表示]タブを参考に設定を変更してください。
  • ファンクションバーの高さが若干高くなりました。
    そのため、旧バージョンで画面ちょうどに作っていたフォームは、フォーム編集時に、縦・横のスクロールバーが表示されてしまいます。
  • 桐ver9 以降 では画面に表示するフォントはTRUE TYPE FONTのみになりました。表形式編集やフォーム編集のフォントを選択する候補の一覧に、それ以外のフォントは表示されません。
  • 絞り込みの条件、並べ替え、集計、読み込み、書き出し、併合で、最初に条件一覧がでなくなりました。
    条件一覧を出したい場合は、[>](作成済みの条件から、使用する条件を選びます)のボタンか、ファンクションキー[F8](条件一覧)を押してください。

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6-3 その他
  • 画像ファイルのサポートが、ビットマップファイル(.bmp)とJPEGファイル(.jpg,.jpeg)、GIFファイル(.gif)になりました。
  • レポートのラベルオブジェクトの禁則処理を廃止しました。
    固定文字列に禁則処理を行う必要がある場合は、テキストオブジェクトで作成し、ソースに""で囲んで文字列を入力してください。
  • レポートの禁則文字が変更になりました。
    桐ver8sp6 と同じにしたい場合は、「6-1 環境設定」[印刷]タブを参考に設定を変更してください。
  • 一括処理のメッセージボックスの形式が変わりました。
    このため、1行に表示できる文字数が 桐ver8 と異なっています。

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6-4 桐ver8sp5 以前のバージョンをご使用だった方への注意
  • 操作ナビ
    操作ナビは、桐ver8sp6 から追加されたフォーム定義,レポート定義の機能です。
    操作ナビのオン/オフ(表示/非表示)は、ツールバーの[操作ナビ切替]アイコンをクリックして行います。
    なお、複合形式のレポートでは、操作ナビは表示されません。
  • フォームの簡易プロパティ
    簡易プロパティは、桐ver8sp6 から追加された、フォーム定義でよく使う機能をまとめた[オブジェクトの属性]画面です。
    桐ver8sp5 までの[オブジェクトの属性]画面(詳細プロパティ)を表示するには、[書式]メニューから[定義画面の設定]を選んで、[詳細プロパティを使用する]をオンにします。

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6-5 桐ver6 からの移行における注意

桐ver6 では、索引を使った並べ替え状態で表ファイルを保存終了すると、次に表ファイルを開いたときに、同じ索引を使った並べ替え状態になりました。
桐ver9 以降 では、この機能が変更となり、表を開いたときの並べ替え状態を表の表示条件で指定する形となっています。

フォームのコマンドボタンの機能パラメータリストの記述方法が一部変更されています。
パラメータでファイル名を指定している場合は、"" で囲ってください。
【例】 "report.rpt"

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7 MS-DOS版「桐」からの移行
7-1 移行できるファイル

桐9-2009 のファイルは、旧バージョンの上位互換になります。
桐9-2009 で保存したファイルを旧バージョンの桐で使用することはできません。

MS-DOS版「桐」のファイルには、桐9-2009 に移行できるファイルと移行できないファイルとがあります。

MS-DOS版「桐」から 桐9-2009 への移行ファイル一覧(○:移行可能、×:移行不可)

ファイルの種類 桐ver1 桐ver2 桐ver3 桐ver4 桐ver5
表ファイル
帳票ファイル→フォーム ×
×
帳票ファイル→レポート※1 ×
×
結合表ファイル ×
× × ×
一括処理ファイル※2
履歴ファイル※2 ×
× ×


※1 画面用帳票ファイルのうち「画面伝票」は、桐9-2009 のレポートに移行することができません。
※2 異なる動作をする場合があります。

MS-DOS版「桐」の各ファイルは、ファイルパレットのファイルのアイコンにバージョン番号(桐ver5 の場合は「5」、桐ver4 の場合は「4」等)の表示があります。

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7-2 環境設定

移行作業を行う前に、環境設定の次のパラメータを設定しておいてください。

  • [フォルダ]タブの[データファイル]に、旧バージョンの桐のデータファイルを入れたフォルダ名を指定します。
  • [変換]タブの[プリンタメーカ名][プリンタ名]に、実際に印刷に使用したプリンタのプリンタメーカ名,プリンタ名(環境設定のプリンタ名)を設定します。

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7-3 MS-DOS版「桐」の表ファイルの分類

桐の表ファイルは、内部構造により、「桐ver5 の表ファイル」と「桐ver4 までの表ファイル」とに分類されます。
以前に 桐ver4 までの桐をご使用になり、桐ver5 にバージョンアップされたお客様の場合、桐ver4 までの表ファイルを 桐ver5 に移行するときの変換の仕方によって、桐ver4 までの表ファイルは純粋な「桐ver5 のファイル」になっている場合と、「桐ver4 モードの 桐ver5 の表ファイル」になっている場合とがあります。

「桐ver5 の表ファイル」は、ファイルパレットのファイルのアイコンに「5」の表示があります。
「桐ver4 までの表ファイル」と「桐ver4 モードの 桐ver5 の表ファイル」は、ファイルパレットのファイルのアイコンに「4」の表示があります。
これら2種類の表ファイルは、移行の仕方が異なります。

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7-4 「桐ver5 の表ファイル」の移行

「桐ver5 の表ファイル」は、編集(開く)で指定すると、
「桐ver5以前の表です。変換を実行すると旧バージョンの桐では使えなくなります
変換を実行してもよろしいですか?」のメッセージを表示して、変換の確認をします。
「はい(Y)」を指定すると、桐9-2009 の表ファイルに変換されます。

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7-5 「桐ver4 までの表ファイル」と「桐ver4 モードの 桐ver5 の表ファイル」の移行

「桐ver4 までの表ファイル」および「桐ver4 モードの 桐ver5 の表ファイル」は、編集で開くことはできません。
定義(再定義)で開くことにより、桐9-2009 の表ファイルに変換されます。

これらの表ファイルを定義(再定義)しようとすると、
「桐ver.5以前の表です。変換を実行すると旧バージョンの桐では使えなくなります。桐ver9 の表に変換してもよろしいですか?」のメッセージを表示して、変換の確認をします。
「はい(Y)」を指定すると、桐9-2009 の表ファイルに変換されます。
定義の終了時に、「保存」を指示すると、桐9-2009 の形式で保存されます。
「破棄」を指示した場合は、桐ver5 の形式で保存されます。
変換前の表ファイルは、桐ver4 は拡張子「tb4」の名称で、桐ver3 は拡張子「tb3」の名称で、桐ver2 は拡張子「tb2」の名称で、桐ver1 は拡張子「tb1」の名称で、残ります。
なお、ファイルサイズが大きい場合、変換のために 桐9-2009 の定義で開いたときに時間がかかることがあります。ご注意ください。

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7-6 整列索引

旧バージョンの桐の整列索引は、表ファイルの変換時に、桐9-2009 用に変換されます。
変換は、自動保守を「する」にしているか「しない」にしているかにより、次の二つに分かれます。
なお、整列の実行は、桐9-2009 では、並べ替えで行います。

  • 自動保守=する
      桐9-2009 の索引に変換されます。
      また、同じ名前で、索引を使った並べ替え条件が登録されます。
  • 自動保守=しない
      桐9-2009 の並べ替え条件に変換されます。

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7-7 表ファイル終了時の整列状態について

MS-DOS版「桐」では、整列状態で表ファイルを保存終了すると、次に表ファイルを開いたときに、同じ整列状態になりました。
桐9-2009 では、この機能が変更となり、表を開いたときの並べ替え状態を表の表示条件で指定する形となっています。

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7-8 検索条件

桐ver4,桐ver5 の検索条件は、表ファイルの変換時に 桐9-2009 の絞り込み条件に変換されます。
桐ver3 までの表ファイルの検索条件は、桐9-2009 には引き継がれません。

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7-9 一覧表印刷

桐ver4,桐ver5 の一覧表印刷条件は、表ファイルの変換時に 桐9-2009 の一覧表印刷条件に変換されます。
桐ver3 までの表ファイルの一覧表印刷の設定内容は、桐9-2009 には引き継がれません。

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7-10 グラフ

桐ver4,桐ver5 のグラフ条件は、表ファイルの変換時に 桐9-2009 のグラフ条件に変換されます。
桐ver3 までの表ファイルのグラフ条件は、桐9-2009 には引き継がれません。

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7-11 行集計

桐ver4,桐ver5 の行集計の設定内容は、表ファイルの変換時に、「行集計01」の条件名で、桐9-2009 の行集計条件に変換されます。
桐ver3 までの表ファイルの行集計の設定内容は、桐9-2009 には引き継がれません。

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7-12 編集属性項目

桐9-2009 には、編集属性項目の設定はありません。
編集属性項目の設定内容は、桐9-2009 には引き継がれません。
編集属性項目で行っていた文字色などの設定は、[項目の表示条件]の[条件編集]で行ってください。

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7-13 画面用帳票ファイルの移行手順

桐ver3,桐ver4,桐ver5 の帳票ファイルをフォームの定義で開くと、
「旧バージョンの帳票です。フォームに変換しますか?」のメッセージを表示して、変換の確認をします。
「はい(Y)」を指定すると、桐9-2009 のフォームに変換されます。

桐ver3,桐ver4,桐ver5 の「画面カード」は「カード形式」のフォームに、「画面伝票」は「伝票形式」のフォームに変換されます。

桐ver3,桐ver4,桐ver5 の「表形式」「伝票形式」「タックシール」形式の印刷用帳票も、桐9-2009 のフォームに変換することができます。
これらの印刷用帳票は、桐ver3,桐ver4,桐ver5 の「見出し部」「明細単位」「脚書部」がそのままフォームの「ヘッダ」「明細」「フッタ」に変換されます。

桐9-2009 のフォームファイルは、拡張子が「wfm」です。旧バージョンの帳票ファイルは、そのまま拡張子「frm」で残ります。

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7-14 印刷用帳票ファイルの移行手順

桐ver3,桐ver4,桐ver5 の帳票ファイルをレポートの定義で開くと、
「旧バージョンの帳票です。レポートに変換しますか?」のメッセージを表示して、変換の確認をします。
「はい(Y)」を指定すると、桐9-2009 のレポートに変換されます。
桐9-2009 では、「一覧表」「伝票」「タイル」は、一つの領域として扱われます。
桐ver3,桐ver4,桐ver5 の「表形式」「伝票形式」「タックシール形式」の印刷用帳票は、用紙全体に「一覧表領域」「伝票領域」「タイル領域」を貼り付けた形のレポートに変換されます。
桐ver3,桐ver4,桐ver5 の「画面カード」は、用紙全体に「単票領域」を貼り付けた形のレポートに変換されます。
なお、桐ver3,桐ver4,桐ver5 の、1ページに1レコードを印刷するように定義した伝票形式帳票は、「単票」「伝票」「タイル」のいずれかのレポートへの変換を選べます。

桐9-2009 のレポートファイルは、拡張子が「rpt」です。旧バージョンの帳票ファイルは、そのまま拡張子「frm」で残ります。

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7-15 結合表ファイルの移行手順

桐ver5 の結合表ファイルを結合表の定義で開くと、
「桐ver5の結合表です。変換を実行すると旧バージョンの桐では使えなくなります。桐ver9の結合表に変換してもよろしいですか?」のメッセージを表示して、変換の確認をします。
「はい(Y)」を指定すると、桐9-2009 の結合表に変換されます。

結合表の変換は、表ファイルをすべて変換してから行ってください。

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7-16 一括処理ファイルの移行手順

MS-DOS版「桐」の一括処理ファイルを 桐9-2009 の一括処理の定義で開くと、
「桐ver5以前のファイルです。変換を実行すると旧バージョンの桐では使えなくなります。桐ver9 のファイルに変換してもよろしいですか?」のメッセージを表示して、変換の確認をします。
「はい(Y)」を指定すると、桐9-2009 の一括処理ファイルに変換されます。

MS-DOS版「桐」の一括処理ファイルを開くで指定すると、桐9-2009 の形式に変換せずに、そのまま一括処理が実行されます。このとき、画面表示コマンドやメニューコマンドなどは、[一括処理実行]ウィンドウに表示されます。

一括処理中で自動保守をしない索引を指定している場合は、次の点に注意してください。

  • 自動保守をしない索引を定義している
    自動保守の指定に変わります。
  • 表に定義した自動保守しない索引を指定して整列させている
    自動保守をしない索引は、表の変換時に索引を使用しない並べ替え条件に変換されます。

ノート

  • 索引を使用しない並べ替えは、絞り込み(選択)の一つして扱われ、絞り込み解除で並べ替えも解除されますので、後の処理が異なってくることがあります。
  • 仕様が変更されたコマンドと廃止されたコマンドが実行されると、異なる動作をしたり、エラーになったりします。互換性の説明については、「桐一括処理ヘルプ(桐9-2009 −一括処理&イベントリファレンス)」を参照してください。

 

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7-17 履歴ファイルの移行手順

MS-DOS版「桐」で履歴を使用している場合は、桐9-2009 で新規登録することをお勧めします。

桐ver4 または 桐ver5 で作成した履歴ファイルを、桐9-2009 で実行する必要がある場合は、次の手順で変換してください。

  1. 桐ver4,桐ver5 で作成した履歴ファイルの名前を、桐9-2009 の規則に従った名前に変更します。
    旧バージョンの履歴ファイルの名前は、ローカルディスク上にあれば「Kirihist.cmd」、ネットワークドライブ上にあればログイン時のユーザ名(<先頭8桁>.cmd)になっています。
    桐9-2009 では、Windowsログイン時に入力したユーザ名の先頭8桁を、履歴ファイルの名前にします。ただし、Windowsログイン時にユーザ名を入力していない場合は、「Kirihist.cmd」になります。
  2. 名前を変更した履歴ファイル(コマンドファイル)を、桐9-2009 で定義(再定義)します。
  3. 先頭行の「分岐 履歴xxxx」の行を削除するか、行頭に「*」をつけてコメントにします。

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8 桐9-2009 のデータを、旧バージョンの桐で使うには

桐ver9 と 桐9-2004/桐9-2005/桐9-2006 のファイルを除き、一度 桐9-2009 に変換したファイルは、旧バージョンの桐で使うことはできません。
MS-DOS版「桐」の帳票ファイルに関しては、変換した後も旧バージョンの帳票ファイルがそのまま残っているので、それを旧バージョンの桐で使うことができます。
桐ver4 までの表ファイルは、旧バージョンのファイルが、tb1,tb2,tb3,tb4 の拡張子で残っています。拡張子を tbl に変更すれば、旧バージョンの桐で使うことができます。
その他の表ファイルに関しては、旧バージョンのファイルは、残っていません。
どうしても 桐9-2009 に変換した表ファイルを旧バージョンの桐で使う必要がある場合は、次のようにしてください。

  1. 桐9-2009 で表ファイルを編集で開き、[書き出し]の[K3フォーマット]を行います。
    データ内容がK3ファイルに書き出されます。
  2. 旧バージョンの桐で表定義を行い、旧バージョンに戻したい表と同じ定義の表を作成します。
  3. 旧バージョンの桐で 2で作成した表の編集に入り、1で書き出したK3ファイルを読み込みます。

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9 ネットワークについて

Windowsが保証している下記のサーバーをデータ用のファイルサーバーとして使えます。レコード単位での排他制御ができます。

WindowsNTサーバー
Windowsのピアトゥーピア

桐ver4,桐ver5 では、ネットワークサーバー上に桐をインストールし、桐オープンセサミを使用して、ネットワークサーバー上の桐を複数のクライアントから起動することができました。
桐9-2009 は、桐のシステムをネットワークサーバー上に置くことができません。
必ず、クライアントマシンのハードディスクにインストールしてください。

なお、契約上、複数のマシンから同時に桐を起動される場合は、起動するマシンごとに使用ライセンスを持たなければなりません。
複数のマシンから同時に桐を起動される場合は、別途「桐9-2009 追加ライセンス」をご購入くださいますよう、お願いいたします。


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