1. |
全画面表示をさせてみたところ、桐のタイトルバーまで消えてしまい、×ボタンや最小化ボタンなどが押せなくなってしまいました。 |
全画面表示とは、デスクトップに桐だけが表示される状態をつくるもので、一般的な最大化状態とは異なります。
フォームを全画面表示させる場合、終了機能のボタン等が設定されていないと、安全な方法で桐を終了させることができなくなる場合があります。ご理解のうえ、ご利用ください。
2. |
桐ver8の表などを桐9シリーズで使用すると、桐ver8で使用することはできなくなるのでしょうか。 |
桐9シリーズでは表などの形式が変更になっています。もしも、間違えて開いてしまった場合には、保存せずに終了してください。
3. |
桐関数の[#OSVER]の戻り値が桐ver8と桐9シリーズでは記述が違いますが、仕様が変更されたのでしょうか。 |
桐9シリーズでは、システム情報や関数の戻り値など、OS名の表記を統一しました。
このため、桐9シリーズと桐ver8では「#OSVER」の戻り値が異なります。
#OSVER
OS | 桐ver8sp6 | 桐9シリーズ |
---|---|---|
Windows 95 | Windows 95 version 4.0.950 | Microsoft Windows 95 version 4.0.950 |
Windows 98 | Windows 98 version 4.10.1998 | Microsoft Windows 98 [version 4.10.1998] |
Windows 98 SE | Windows 98 version 4.10.2222 A | Microsoft Windows 98 [version 4.10.2222] A |
Windows Me | Windows 98 version 4.90.3000 | Microsoft Windows ME [version 4.90.3000] |
Windows NT 4.0 | Windows NT version 4.0.1381 Service Pack 5 | Windows NT [version 4.0 build 1381] Service Pack 5 |
Windows 2000 sp 3 | Windows NT version 5.0.2195 Service Pack 3 | Microsoft Windows 2000 [version 5.0 build 2195] Service Pack 3 |
Windows XP sp 2 | Windows NT version 5.1.2600 Service Pack 2 | Microsoft Windows XP [version 5.1 build 2600] Service Pack 2 |
Windows Vista | Windows Vista (TM) Business [version 6.0 build 6001] Service Pack 1 | |
Windows 7 | Windows 7 Home Premium [version 6.1 build 7600] Windows 7 Home Basic [version 6.1 build 7600] |
4. |
桐関数の[#バージョン番号]の戻り値を教えてください。 |
Windows版桐のバージョン番号の戻り値は次のようになっています。
#バージョン番号
桐ver6 | 桐ver7 | 桐ver7.1 | 桐ver8 | 桐ver9 | 桐ver9sp1 | 桐9-2004/2005/ 2006/2007/2009 |
---|---|---|---|---|---|---|
6.01 | 7.01 | 7.12 | 8.02 | 9 | 9.01 | 9.1 |
5. |
桐ver8と桐9シリーズでは環境設定の初期値が違っているようですが、どこが変更になったのか教えてください。 |
桐ver8から変更されたもの、新しく追加されたもの、削除されたものは次のとおりです。
全般
変更点 | メモ | 桐ver8sp6 | 桐9シリーズ |
---|---|---|---|
検索継続のダイアログを表示する | 追加 | する | |
編集中に候補一覧ポップアップを自動表示する | 追加 | する | |
編集ウィンドウの最大化状態を復元する | 削除 | しない | |
「#表引き」関数の表を共有→参照の順に開く(再起動時に有効) | 高度な設定 追加 |
しない |
変更点 | メモ | 桐ver8sp6 | 桐9シリーズ |
---|---|---|---|
作業ファイルの場所 | 高度な設定 変更不可に |
変更点 | メモ | 桐ver8sp6 | 桐9シリーズ |
---|---|---|---|
項目名文字列 | 背景色 | ■(灰色) | ■(裏葉色) |
データ文字列 | 背景色 | ■(白) | ■(象牙色) |
行セレクタ文字列 | 背景色 | ■(灰色) | ■(裏葉色) |
表定義時の初期値として「継承」せずに取り込む | しない | する | |
データ行の位置・縦表示位置 | 高度な設定 | 上詰め | 中央揃え |
項目の余白(表定義時の初期値)・横(X) | 高度な設定 | 0mm | 0.5mm |
項目の余白(表定義時の初期値)・縦(Y) | 高度な設定 | 0mm | 0.2mm |
変更点 | 桐ver8sp6 | 桐9シリーズ |
---|---|---|
行頭禁則文字 |
!%),.:;?]}。」、・゙゚、。,.・:;?!゛゜ ヽヾゝゞ’”)〕]}〉》」』】 °′″℃¢%‰ |
。,.)]}」、゚゙、。,.゛゜’”) 〕]}〉》」』】° |
行末禁則文字 | $([\{「‘“(〔[{〈《「『【¥$£ | ([{「‘“(〔[{〈《「『【 |
変更点 | メモ | 桐ver8sp6 | 桐9シリーズ |
---|---|---|---|
図形ファイルのデフォルト拡張子を.grpにする | 高度な設定 削除 |
しない | |
データ文字列 | 表示の設定 背景色 |
■(白) | ■(象牙色) |
行セレクタ文字列 | 表示の設定 背景色 |
■(灰色) | ■(裏葉色) |
6. |
桐ver9でGIF 形式のファイルが表示されなくなったのですが。 |
桐ver9では、GIF形式ファイルの描画は未サポートとなりました。
BMP あるいは JPEG 形式に変換してご使用ください。
※GIF形式ファイルは桐9-2006から再びサポートしています。
7. |
桐のデータをUSBメモリにバックアップするにはどうすればよいですか? |
次の手順で行ってください。
Windows 7/Vistaをご使用の場合は、[Alt]キーを押すとメニューバーが表示されます(画面はWindows 7)。 | ||
![]() |
![]() |
![]() |
【参考】
次の方法でもコピーできます。
8. |
パソコンを替えたので、古いパソコンから新しいパソコンに桐のデータをコピーしたのですが、新しいパソコンの桐ではファイルが表示されません。 |
桐が標準で設定している「データファイルの場所(C:\K3\Data\)」とは異なるフォルダに、ファイルをコピーしたのが原因です。
たとえば、次のような手順でコピーを行ったのではないでしょうか?
このような手順をとると、「C:\K3\Data\」フォルダの中に「Data」フォルダを追加で作成し、そこにデータがコピーされてしまいます。従って、「C:\K3\Data\」フォルダにはファイルが全くないように見えてしまいます。
この問題を解決する方法は2通りあります。
●解決方法 1
桐の設定を変えることで、桐のデータを一覧表示することができます。
●解決方法 2
すべてのファイルを「C:\K3\Data\」フォルダに移動することで、桐のデータを一覧表示することができます。
Windows 7/Vistaをご使用の場合は、[Alt]キーを押すとメニューバーが表示されます(画面はWindows 7)。 | ||
![]() |
![]() |
![]() |
9. |
デスクトップにある「表ファイル」をUSBメモリにコピーして他のパソコンで使おうと思ったら、そのパソコンの桐ではファイルが表示されません。 |
デスクトップにあったのは「ショートカットファイル」ではありませんか。
ショートカットファイルは桐の表ファイルそのものではありませんので、それをコピーしても表ファイルはコピーされません。
ショートカットファイルの場合は、アイコンの左下に「矢印マーク」がつきますので、区別することができるようになってます。
●「表ファイル」保存場所の確認方法
デスクトップにある「桐のショートカットファイル」をコピーしても、桐や桐のデータがコピーされるわけではありません。![]() ショートカットファイルは、「リンク先」に設定している ファイルの保存場所情報を管理している だけの小さなファイルです。 あくまでも「ファイルを利用するための補助手段(近道:Shortcut)」なので、ショートカットファイルを別のパソコンにコピーしても役に立ちません。 |
10. |
桐で表ファイルなどを外付けハードディスクなどにコピーすることはできますか? |
[桐ファイルパレット]を使ってコピーします。
手順は以下のとおりです。
外付けハードディスクなどにコピーしたファイルを、内蔵ハードディスクに書き戻す場合の手順は、以下のとおりです。
11. |
桐を起動したときに、[桐ファイルパレット]を表示しないようにしたいのですが。 |
次のように設定してください。
12. |
数字が入力できません。 |
「NumLock」の状態を確認してください。
「NumLock」がオフの状態では数字の入力ができません。
[NumLock]キーは通常テンキーの左上に配置されています。
「NumLock」の状態は、キーボードにあるインジケーターランプで確認できます。
13. |
アルファベットの入力ができません。数字が入力されます。 |
「NumLock」の状態を確認してください。
ノートパソコンなどのキーボードでは、[NumLock]キーをオンにするとアルファベットの一部がテンキーに変わります。
この状態では、該当するアルファベットの入力はできなくなります。
14. |
数字が半角でしか入力できません。 |
お使いの「IME」の設定を確認してください。
テンキーから入力した数字を常に半角にする 設定になっていると思われます。
15. |
桐の印刷内容を、PDFファイルに変換することはできますか? |
[印刷]画面の[PDF出力]をチェックして[OK]ボタンをクリックすると、PDFファイルを作成します。
なお、桐のPDF出力機能は簡易的なものです。
このため以下の制限があります。
16. |
プリンタに追加した「新しい用紙」を桐で使用することができません。 |
ご利用のプリンタが、追加した「新しい用紙」に対応していない場合は、桐でも使用することはできません。
簡単な例を用いて説明します。
B4用紙を「B4(新)」という用紙名で「新しい用紙」として登録します。
「A4対応プリンタ(Canon LBP-A404)」と「B4対応プリンタ(Canon LBP-B406S)」のプリンタの印刷設定画面で、扱うことができる用紙の一覧を見比べます。
(注:プリンタの印刷設定画面に関して)
Canon LBP-A404 | Canon LBP-B406S |
---|---|
![]() |
![]() |
追加した用紙名「B4(新)」は、A4対応プリンタでは表示されていないことが分かります。
このような場合、桐もA4対応プリンタでは「B4(新)」を利用することはできません。
Canon LBP-A404 | Canon LBP-B406S |
---|---|
![]() |
![]() |
※桐で扱うことができる用紙サイズの範囲(7.6cm ~ 56cm)を超えた用紙も表示しません。
プリンタドライバ(プリンタに印刷するためのプログラム)のプロパティにある「印刷設定」では、そのプリンタに関する設定や内容の確認をすることができます。
ただし、この設定画面に関しては、Windowsのバージョンやプリンタドライバの提供元によって異なるため、使用できる用紙を確認するための操作方法などを具体的にご案内することはできません。ご了承ください。
※先ほどのプリンタの画面とはデザインが異なりますが、使用できる用紙を確認することはできます。
17. |
桐はバーコードリーダー(バーコードスキャナー)に対応していますか? |
桐はバーコードリーダーに関し、直接的な対応はしていません。
桐はバーコードリーダーを「キーボードの一種」として取り扱います。このため、バーコードリーダーが読み取ったデータは、キーボードから入力されたものとして処理します。
従って、キーボードとして取り扱うことができないような「特殊なバーコードリーダー(パラレル/シリアル接続のものなど)」は、桐で利用することはできません。
18. |
バーコードリーダーで読み取った際、自動的に改行コードを入力して次の項目にカーソルを移動させたいのですが。 |
バーコードリーダー側で「読み取った値に改行コードを付加する」設定を行ってください。バーコードリーダーにその機能がない場合は、お客様ご自身でカーソルを移動してください。桐で対応することはできません。
19. |
2011年になってから、日付や日数などに関する計算結果が正しくありません。 |
西暦年を2桁で入力されていませんか。
この場合、基準年を「10年」に設定していると
11年は1911年として
処理することになります。
このため、計算結果が誤ったものになります。
以下の手順で基準年を変更してください。