4. |
サーバにある表引き用ファイルを更新モードで開こうとしたときに、エラーになることがあります。 |
表引き対象表を共有で開くようにするには、次の点にご注意ください。 |
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![]() |
[ツール]メニューから[環境設定]を選び、[全般]タブ→[高度な設定]→[「#表引き」関数の表を共有→参照の順に開く]をチェックします。 |
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![]() |
表の定義画面で項目属性画面を表示し、[表引き]タブ→[共有→参照の順に開く]をチェックします。 |
5. |
表を共有で開こうとすると「レコード共有情報が作れません.共有管理情報フォルダの不一致または異なるバージョンの桐の共存の可能性があります」のエラーメッセージが出ます。 |
「共有管理情報ファイル」で設定されているフォルダ情報が同一ではない場合に、このエラーが発生します。
すべての桐で、サーバドライブ上の特定の1箇所を指定しているかどうかを確認してください。
「 1台のマシンで複数のユーザが桐を使う場合、どのような設定が必要ですか?」も併せてご参照ください。
6. |
「バックアップ する」と設定してある表ファイルを「共有モード」で使用した場合、ファイルを保存するとき、確認メッセージもなく常に保存されます。また、バックアップファイルも作成されません。 |
「共有モード」で表ファイルを使用した場合は、表を破棄終了できません。また、バックアップファイルも作成されません。
7. |
行挿入ができません。 |
行挿入は「専有モード」のみの機能です。「共有モード」では、必ず行追加となります。
8. |
検索などの「条件」を設定しても、保存されません。 |
「共有モード」では「条件」に関する情報は、表を閉じたときに破棄されます。専有で表を開いて「条件」を設定して保存してください。
9. |
データを入力し、その行を確定して次行を入力するのに数分待たされるようになってきました。 |
「共有管理情報ファイルの場所」にある次のファイルを削除してください。
・KIRI9.FSC
・KIRI9.SEM
・KIRI9.TXN
・KIRI9.USR
・KIRI9.TX_(ファイルが存在しない場合もあります)
・KIRI9.OR_(ファイルが存在しない場合もあります)
なお、この作業は桐をすべて終了させてから行ってください。
10. |
1台のマシンで複数のユーザが桐を使う場合、どのような設定が必要ですか? |
各ユーザが個別のデータファイルを扱う場合は、特になにもする必要はありません。
ユーザ間で、共通するデータファイルを扱う場合には、ディスクのフォーマット形式により異なります。
![]() 図5-1:ドライブのプロパティ(NTFS) |
共通するデータファイルを置くフォルダのアクセス許可を、全員がフルコントロールできるよう設定します。 ※詳しくは、Windowsのヘルプや参考書籍をご覧ください |
![]() 図5-2:ドライブのプロパティ(FAT32) |
特に設定の必要はありません。 |
11. |
桐を起動するときに「共有管理情報ファイルのために設定されていたフォルダが存在しません」といったエラーが出ます。また、ネットワークドライブにあるファイルを開くこともできません。 |
次のようなエラー画面が表示されていないでしょうか。
このエラーが発生する原因は次の2点が考えられます。
●原因1: | ネットワークドライブの接続が切れている。 |
対策: | 「長時間離席していた」などといった理由により、ご利用のパソコンとサーバとの接続が解除されています。 パソコンを再起動してください。 |
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●原因2: | ネットワークドライブの設定がなくなっている。 |
対策: |
ネットワークドライブ(例では Z: )を設定する際、[ログオン時に再接続する]の指定を行わないと、パソコンを再起動した際にネットワークドライブは復元されません。 |
12. |
共有で使用しているときに、追加や修正したデータをリアルタイム(瞬時)に他のパソコンにも表示させたいのですが。 |
桐では、「一定周期ごとに最新の情報に更新する」処理を行っています。
この周期を短くすることで、ご希望に近い状況にすることは可能です。
【手順】
【注意】 |