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桐のセキュリティ機能
桐におけるセキュリティの考え方

桐は、表ファイル(TBX)を中心としたデータベースです。
データを「ファイル」という単位で扱うため、直感的で、かつ、さまざまな形で運用できることが大きな特長です。
この特長を損なわず、「データの内容」を守ることを実現するために、桐は2つの機能を提供しています。

コンピューターの利用者を管理することや、ファイルそのもののコピーや削除を制限することについては、Windowsのユーザ-アカウント設定やファイルアクセス設定を行ってください。

桐が提供する2つのセキュリティ機能

桐が提供しているセキュリティ関連機能は以下の2つです。

  1. セキュア桐

    データを暗号化し、設定を行った特定のPC(「アクセスする場所」)で、パスワードを知っている人(「利用者」)だけがデータを扱えるように保護を行う機能です。
    万が一データを持ち出されても、「アクセスする場所」とパスワードが揃わなければ、データの内容を見ることはできません。

    セキュア桐の概念図
  2. 利用者コード

    データを利用する役割(参照、更新、定義変更)ごとにパスワードを設定して、利用者ごとのアクセス範囲を制限する機能です。
    万が一データを持ち出されても、パスワードが分からなければデータの内容を見ることはできませんが、セキュア桐に比べると暗号化の強度は劣ります。

    利用者コードの概念図
セキュリティ機能をどのように使うか

○許可された人だけがデータを利用できるようにしたい
○データを扱える場所を限定したい
○データの利用履歴を残したい

Windowsユーザーアカウント管理 +「セキュア桐」をご使用ください。
「セキュア桐」の導入については、こちら をご覧ください。

○担当者以外のデータ更新による事故や、システム改ざんを防ぎたい

「利用者コード」によるデータファイル保護をご使用ください。
「利用者コード」に関する詳細は、桐ヘルプの[基本操作]→[設定画面(ダイアログボックス)]→[利用者コード]を参照してください。

「セキュア桐」と「利用者コード」は組み合わせて使用することができます。
保護したいデータの性質や運用方法に合わせてご活用ください。

セキュア桐の導入方法

セキュア桐の導入については、つぎのように操作します。

  1. 桐の[ヘルプ]をクリックし[各種ご案内]を選びます。
  2. [各種ご案内」のメニュー画面で[桐の補助機能]ボタンをクリックし、[桐のセキュリティ機能]をご覧ください。
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