「桐」ロゴ
 

3. フォームを開いたときに、計算項目の再計算を自動的に行うことはできますか?


再計算を行う「コマンドボタン」を作成し、そのボタンを桐が自動的に押すように設定することで可能になります。
次の例を参考にしてください。

●[再計算]ボタンをフォーム定義画面に作成する

  1. フォーム定義画面で「フォームツールパレット」のコマンドボタン()をクリックし、 空いている領域にコマンドボタンオブジェクトを作成します。

    空いている領域にボタンを作成します。


  2. コマンドボタンオブジェクトが選択されている状態で右クリック してメニューを表示し、[オブジェクトの属性]を選びます。


  3. [コマンドボタン]タブをクリックします。
    [オブジェクト名]に「b再計算」、[標題]を「再計算」と入力し、 [機能名:1]の「なし」の右側の[…]ボタンをクリックします。

    (この例では、オブジェクト名は「再計算をするためのボタン」という意味で「b再計算」としていますが、他の名前でもかまいません。)

  4. [機能名の選択]画面にある[機能グループ]で[編集]を、[機能名]で[項目置換]を選び[OK]ボタンをクリックします。


  5. 右の[機能パラメータリスト]の「…」をクリックします。


  6. [項目名]を選び、再計算したい項目[年齢]を選び[式へ挿入]をクリックします。


  7. [年齢]が挿入されたのを確認して、[OK]をクリックします。


  8. これで「再計算」をするためのコマンドボタンは作成されました。


  9. フォーム編集画面に戻り、ボタンが正常に動作することを確認してください。

    (この例では[再計算]ボタンをクリックすると、「年齢」の値が変わります)


●フォームを開いたときに自動的に再計算を行うための設定をする

  1. フォーム定義画面のオブジェクトが存在しない白地の部分(ワークスペース)を一度左クリックして、フォーム全体を選択します。
    そのまま右クリックしてメニューを表示し、[オブジェクトの属性]を選びます。


  2. [オプション]タブの[実行コマンド]ー[開始時]で「b再計算」を選択します。
    (「b再計算」は先ほど作成したコマンドボタンのオブジェクト名です。)


  3. 「再計算」ボタンを 右クリック してメニューから[オブジェクトの属性]を選びます。


  4. [表示]タブの[画面表示する] のチェックをはずします。

    ※注[再計算]ボタンを表示して利用する場合は、チェックをつけたままにします。

  5. これでフォームを開いた時に、[年齢]項目が自動的に計算されます。

Microsoft、Windows、Excel、Office 365、Windows Serverは、Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
本サイト上で記載されている製品名および商品名は、それぞれの会社の登録商標または商標です。