「桐10s for RDS」のよくある質問(FAQ)
最近のお問い合わせ
- 「桐10s for RDS」を導入するとテレワークが可能になりますか?
- 「桐10s for RDS」は、「Windows Server」の「RDS」機能を前提とした製品です。
「Windows Server」機に「自宅や外出先」のPCから「RDS接続」するネットワーク環境があれば、「桐10s for RDS」を使用したテレワークも可能になります。
従いまして、「桐10s for RDS」を導入すればテレワークが可能になるわけではありません。この点はご注意ください。
- 桐のデータをクラウド上に置いて使用できますか?
- クラウド上に、桐のデータを保存する事はできますが、そのデータをクライアントPC(桐使用者のPC)で編集する事は想定していません。データが破損する可能性があります。
なお、「クラウド」環境が「Windows Server」により構成されている場合は、クラウド上で「桐10s for RDS」をご利用いただけますので、桐のデータをクラウド上に置いて使用する事は可能になります。
- 「桐10s for RDS」は、シンクライアントに対応していますか?
- 「桐10s for RDS」は、シンクライアントを前提とした製品ではありません。
しかしながら、シンクライアントの実行方式のひとつである「画面転送型」の様な「サーバー上でアプリケーションを実行し、クライアントPC(桐使用者のPC)に画面データだけを送信して表示する」といった運用は実現できます。
- 現在「Windows Server」をファイルサーバーとして「桐10s」で使用しています。「桐10s for RDS」は「桐10s」と何が違うのですか?
- 「桐10s」と「桐10s for RDS」は互換性がありますので、「桐」として出来ることに違いはありません。
「桐10s」はデータをファイルサーバに置き、「桐10sのシステム」はクライアントPC(桐使用者のPC)にインストールして運用します。
「桐10s for RDS」はデータもシステムも「Windows Server」機に導入します。クライアントPCに「桐10s for RDS」はインストールしません。
このため、Windows Server機にRDS接続できるPCであれば「桐を使用できる」事が大きな違いのひとつです。
- 拠点間接続(VPNなど)を介して「桐10sの共有」を行っていますが、「桐10s for RDS」に移行するメリットはありますか?
- VPNなどの拠点間接続の場合、LANに比べてネットワーク接続が途切れる可能性が高くなります。
「桐10sの共有」では共有先のユーザーとネットワーク越しにデータをやりとりしているため、接続が途切れると桐のデータが破損するおそれがあります。
一方で「桐10s for RDS」では複数のユーザーが「Windows Server」機にインストールされた桐を同時に使うことができます。
ユーザー間で共有のためのデータのやりとりは発生しないため、「桐10sの共有」に比べて安心してご利用いただけます。
- 流通経由で購入することはできますか?また、代理購入することはできますか?
- 「桐10s for RDS」は、お客様のWindows Server環境に合わせたカスタマイズが必要な直販商品です。そのため、流通経由での販売は行っておりません。
代理購入は可能ですが、「卸価格」はありません。
代理の方にも「直販価格」での販売となりますので、予めご了承ください。
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導入に関して
- 「RDS(リモートデスクトップ)」とは何ですか。
- 「RDS」は、「Windows Server機」を、クライアントPC(桐使用者のPC)を使ってネットワーク経由で操作するWindowsの機能です。
「桐10s for RDS」は「桐のシステム」と「桐のデータ」をWindows Serverに導入し、クライアントPCから「Windows Server上の桐」を操作します(クライアントPCに桐をインストールする必要はありません)。
「RDS」に関する詳細は、マイクロソフト社のサイトなどをご参照ください。
- 1台のWindows Server機で同時使用できるユーザー数はどれくらいですか?
- 運用方法やサーバースペックにもよりますが、Windows Server機のメモリが16GBの場合は5ユーザー、32GBの場合は10ユーザー程度を想定しています。
※最大20ユーザー程度を想定しています(理論的には250ユーザー)。
※スペック詳細については こちら をご覧ください。
- ライセンスはどのような扱いになっていますか?
- 「桐10s for RDS」には、「ベースライセンス」と「接続ライセンス」の2種類のライセンスがあります。
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ベースライセンス
特定のWindows Server機に「桐10s for RDS」をインストールするためのライセンス
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接続ライセンス
Windows Serverに接続して「桐10s for RDS」を使用するためのライセンス
※必要な接続ライセンスの数は、「桐を利用される方の総数」ではありません。「同時に桐を最大いくつ起動するか」で必要数が決まります。
「桐10s for RDS」は「ベースライセンス」×1、「接続ライセンス」×1 よりお買い求めいただけます。
- 複数のWindows Server機で運用する場合は、どのようにライセンスを購入すればいいですか?
- Windows Server機ごとに、「ベースライセンス」と「接続ライセンス」をご購入ください。
(負荷分散の場合を含みます。大規模導入に関しては個別にご相談ください)
- 桐9のデータは使用できますか?
「桐 for TSE」で作ったシステムは、そのまま使えるのでしょうか?
- 桐9のデータファイルを変換して桐10形式にしていただければ、基本的にはそのまま動作します。
なお、桐9から桐10への移行に関しては こちら をご覧ください。
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運用に関して
- 「表の共有」を行うには、どの様に設定すればいいですか?
- 以下の手順で行ってください。
- ① 全てのユーザーが「フルアクセス可能」なフォルダを、「桐のデータフォルダ」としてWindows Server機のディスクに用意します。
- ② そのフォルダ内に「共有情報管理ファイル」を保存する為のフォルダを作成します。
- ③ 桐を起動して環境設定を行います(全ユーザー)。
- 「ツール」メニュー→「環境設定」→「フォルダ」タブ
「データファイル」に①のフォルダーを指定
- 「ツール」メニュー→「環境設定」→「フォルダ」タブ→「高度な設定」
- 「ネットワークで使用する」をチェック
- 「共有情報管理ファイルの場所」に②のフォルダーを指定
- 桐を使い終えた後は、RDSの接続を解除するだけでいいですか?
- 接続を解除するのではなく、必ず「サインアウト」してください。
サインアウトせず、RDSの接続を解除した場合、サーバー側のリソースが開放されないため、パフォーマンスの低下や誤動作の原因になります。
- 「桐10s for RDS」を「5クライアント」で使用していますが、3人目が接続すると接続が1人解除されてしまいます。
- Windows Serverに「RDS接続するためのライセンス」が不足していると思われます。
導入されているRDS接続に関する「クライアントアクセス ライセンス (CAL) 」をご確認ください。(CALは桐のライセンスではありません)
- 運用中のWindows Server機を交換する場合、一時的に代替機で「桐10s for RDS」を使用することはできますか?
- ベースライセンスはWindows Server機に紐付いているため、「Windows Server機の構成変更や故障、入れ替え」といった際には切替え手続きが必要となります(手続きには、1~2営業日かかります)。
なお、お急ぎの場合は、代替機で一時的に「桐10s for RDS」を使用するためのサービスをご用意しております。
- 「桐10s」と「桐10s for RDS」で表を共有できますか?
- 可能ですが、パフォーマンス的にお勧めできません。
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